SNSで話題沸騰中の「64タイプ性格診断(超精密MBTI)」、あなたはもう試しましたか? 「MBTI(16タイプ診断)の結果は当たっているけれど、どこか物足りない」 「同じタイプの人となぜか相性が合わない」
そんな16タイプ診断で感じる「違和感」や「矛盾」を解消し、あなたの個性を【6文字のコード】で精密に言語化するこの新診断。 本記事では、64タイプの仕組みから全タイプ一覧、恋愛・友情・仕事での詳細な相性まで、知りたい情報を網羅的に解説します。
1. 64タイプ性格診断(超精密MBTI)とは?16タイプとの違い
64タイプ性格診断(64 Personalities)は、従来のMBTI(16タイプ)をベースに、さらに2つの新しい指標を加えることで、性格を【64通り】に細分化した高度な自己分析メソッドです。
従来のMBTIは以下の4つの軸で構成されていました。
- E(外向) / I(内向)
- S(感覚) / N(直観)
- T(思考) / F(感情)
- J(判断) / P(知覚)
64タイプ診断では、ここに「アイデンティティ(自信)」と「社会性(協調性)」に関わる2つの軸を追加します。これにより、同じ「INFP」や「ESTJ」であっても、その中身をさらに4つのサブタイプに分類することが可能になりました。
計算式で見る64タイプの仕組み
- 16タイプ × 2通りのアイデンティティ × 2通りの社会性 = 【64タイプ】
2. 精密さを生む「2つの追加軸(A/T、C/S)」の意味
64タイプ診断の核となるのが、以下の2つの追加指標です。これらは、個人のメンタルバランスや組織での立ち回り方に直結する重要な要素であり、自己理解を深める鍵となります。
追加軸1:アイデンティティ(A / T)
ストレス耐性や自己肯定感の安定度を示します。
- 【A:Assertive(自己主張型)】 精神的に安定しており、悩みすぎないタイプ。プレッシャーに強く、自信を持って行動しますが、時に鈍感になることもあります。
- 【T:Turbulent(慎重・繊細型)】 感受性が豊かで、細かいことに気づくタイプ。向上心が強く完璧主義ですが、ストレスを感じやすく、人の目を気にしすぎる傾向があります。
追加軸2:社会性(C / S)
他者や組織との距離感、優先順位を示します。これが64タイプ診断最大の特徴であり、人間関係のトラブル回避に役立ちます。
- 【C:Cooperative(協調型)】 「和」を最優先するタイプ。他者の感情に敏感で、チームワークを重視します。自分の意見よりも全体の調和を選ぶ傾向があります。
- 【S:Self-focused / Self-reliant(自己優先型・自立型)】 「個」を最優先するタイプ。自分の価値観や目標に忠実で、群れるよりも単独行動や独立した成果を好みます。
3. 性格を決定づける「4つのサブタイプ」診断
上記の2軸(A/T、C/S)を組み合わせることで、すべてのタイプはさらに以下の4つのサブタイプ(気質)に分類されます。 あなたのMBTIタイプ(例:ENFP)の後ろに、この2文字(例:-AC)がつくことで、性格のニュアンスが大きく変わります。
① ACタイプ(自己主張 × 協調)
【ポジティブなリーダー】 自信があり、かつ周囲への配慮もできるバランスの良いタイプ。明るく行動的で、周囲に気を配りつつリーダーシップを発揮します。
- キーワード:社交的、安定、リーダーシップ
② ASタイプ(自己主張 × 自己優先)
【我が道を行く開拓者】 目標志向が強く、自分の信念を貫くタフな精神の持ち主。他人の評価よりも自己実現を重視し、高い目標に向かって独力で突き進みます。
- キーワード:独立独歩、自信家、マイペース
③ TCタイプ(慎重 × 協調)
【繊細なサポーター】 人の気持ちに寄り添う力が最も高いタイプ。細やかな気配りができ、裏方で調整や品質管理を担うのが得意です。
- キーワード:思いやり、敏感、献身
④ TSタイプ(慎重 × 自己優先)
【孤高の職人・芸術家】 独自のこだわりや美学を持つタイプ。内面は繊細ですが、他人と群れることを好まず、一人で静かに自分の世界を深めることに喜びを感じます。
- キーワード:こだわり、内省的、ミステリアス
4. 全64タイプの性格ざっくり一覧【グループ別まとめ】
ここでは、64タイプを4つのカラーグループに分けて、それぞれの特徴をざっくり紹介します。自分のタイプを探してみましょう。
■ 外交官グループ(NF型)
人の感情や理想に敏感で、「誰かのために行動したい」という思いが強いグループです。
- 【ENFJ】
- ENFJ-AC:周囲の成長を支えながら場を温めるリーダー。
- ENFJ-AS:理想に向かってみんなを引っ張るビジョン型。
- ENFJ-TC:人の悩みに深く寄り添うサポーター。
- ENFJ-TS:慎重で繊細なリーダー。内面で多くを考えるタイプ。
- 【ENFP】
- ENFP-AC:明るく行動的。誰とでも打ち解けるムードメーカー。
- ENFP-AS:理想や夢にまっすぐ向かう情熱的な挑戦者。
- ENFP-TC:人間関係に敏感で、共感力が非常に高い。
- ENFP-TS:自由を求めながらも内省的。発想豊かな探求者。
- 【INFJ】
- INFJ-AC:静かに理想を語り、縁の下で動く調和のリーダー。
- INFJ-AS:組織の中で変革を進める「静かな改革者」。
- INFJ-TC:共感力が高く、他人の感情を背負いやすい。
- INFJ-TS:哲学的で内省的。深く考え込む思索タイプ。
- 【INFP】
- INFP-AC:「好き」や「推し」を原動力に動く情熱家。
- INFP-AS:信念を貫く頑固な理想追求者。
- INFP-TC:傷つきやすく優しい。聞き上手な共感者。
- INFP-TS:妄想・空想力が強く、創作に向くアーティストタイプ。
■ 分析家グループ(NT型)
論理的に物事を考えることを好み、戦略的な視点で課題に取り組むタイプです。
- 【ENTJ】
- ENTJ-AC:チーム全体を見渡し、冷静に采配を振るう指揮官。
- ENTJ-AS:目標を掲げて突き進むストイックなリーダー。
- ENTJ-TC:数字や成果に責任を感じやすい真面目な管理者。
- ENTJ-TS:完璧主義的で、内面に不安を抱えがち。
- 【ENTP】
- ENTP-AC:企画力抜群。人を巻き込みながら新しいことを始める発明家。
- ENTP-AS:論戦・改革を楽しむ挑戦的デバッカー。
- ENTP-TC:頭の回転が速いが、人の評価を気にしやすい。
- ENTP-TS:一見余裕があるが、内面では深く分析するタイプ。
- 【INTJ】
- INTJ-AC:後方から全体を支える戦略参謀。
- INTJ-AS:構想を実現するために動く改革エンジニア。
- INTJ-TC:慎重でリスク管理が得意な参謀役。
- INTJ-TS:孤高の研究者。自分の世界観を守るタイプ。
- 【INTP】
- INTP-AC:議論や知識交換が好きなアイデアマン。
- INTP-AS:理論を貫く頑固な学者タイプ。
- INTP-TC:内省的で自己否定しやすい思考家。
- INTP-TS:一人の時間で思考を深める研究肌。
■ 探検家グループ(SP型)
「行動してから考える」タイプが多く、実践的で瞬発力のある人たちです。
- 【ESTP】
- ESTP-AC:場を盛り上げるエンターテイナー。ピンチにも強い。
- ESTP-AS:リスクを楽しむ勝負師気質。
- ESTP-TC:実は繊細で、失敗を引きずりやすい面も。
- ESTP-TS:大胆さと慎重さを併せ持つ「ギャンブラー哲学者」。
- 【ESFP】
- ESFP-AC:明るく社交的。イベントや集まりの中心になりやすい。
- ESFP-AS:自己表現が得意なアーティストタイプ。
- ESFP-TC:空気を読みすぎて疲れやすい。
- ESFP-TS:表では明るく、裏では一人で考え込むことも。
- 【ISTP】
- ISTP-AC:冷静沈着。必要なときに動く「クールヒーロー」。
- ISTP-AS:技術や道具に強い職人気質。
- ISTP-TC:細部にこだわり、分析力に優れる。
- ISTP-TS:一人で集中し、静かにスキルを磨く。
- 【ISFP】
- ISFP-AC:柔らかい雰囲気で周囲を癒す聞き上手。
- ISFP-AS:自分の感性を貫くクリエイタータイプ。
- ISFP-TC:人の反応に敏感で繊細。
- ISFP-TS:理想と現実のギャップで悩みやすい。
■ 番人グループ(SJ型)
安定と責任を大切にし、現実的で信頼されるタイプが多いグループです。
- 【ESTJ】
- ESTJ-AC:現場をまとめる頼れるリーダー。
- ESTJ-AS:効率を追求するタスクマネージャー。
- ESTJ-TC:責任感が強く、ストレスを抱えやすい。
- ESTJ-TS:厳しさの中に真面目さが光るキャプテンタイプ。
- 【ESFJ】
- ESFJ-AC:面倒見が良く、周囲の調和を守る人気者。
- ESFJ-AS:裏で支える調整型のリーダー。
- ESFJ-TC:気配りが過剰になり、疲れやすい。
- ESFJ-TS:嫌われたくない気持ちが強く、不安を抱えやすい。
- 【ISTJ】
- ISTJ-AC:実直で几帳面。信頼される副リーダー。
- ISTJ-AS:やるべきことを確実にこなす堅実派。
- ISTJ-TC:慎重すぎて確認に時間をかけがち。
- ISTJ-TS:新しいことに慎重で、変化に時間をかけるタイプ。
- 【ISFJ】
- ISFJ-AC:さりげない気配りが得意な相談役。
- ISFJ-AS:守るべき人のために強くなるタイプ。
- ISFJ-TC:頼まれごとを断れず、抱え込みやすい。
- ISFJ-TS:悩みを表に出さず、我慢してしまうタイプ。
5. 徹底解説!カラーグループ別の相性【友情・恋愛・仕事】
超精密MBTI診断で特に検索ニーズの高い「相性」について解説します。 ただし、これはあくまでヒントであり、「この組み合わせなら絶対にうまくいく」という保証ではありません。ゲーム感覚で楽しみましょう。
【友情の相性】価値観の近さと「気楽さ」
友情では、「価値観の方向」と「沈黙の心地よさ」が鍵となります。
| あなた\相手 | 外交官 (NF) | 分析家 (NT) | 探検家 (SP) | 番人 (SJ) |
|---|---|---|---|---|
| 外交官 | ◎ 理想を語り合える | ◯ 違いが刺激になる | ◯ 一緒に行動が楽しい | ◎ 安心できる存在 |
| 分析家 | ◯ 発想の化学反応 | ◎ 論理仲間になる | ◯ 実行×構想の好相性 | △ ギャップに注意 |
| 探検家 | ◯ 感情を補い合える | ◯ 理論×行動で強力 | ◎ ノリが合う | ◯ 安定を支える相棒 |
| 番人 | ◎ 思いやりで穏やか | △ 効率と慎重さの衝突 | ◯ バランスが良い | ◎ 信頼感のある絆 |
- ポイント:似た者同士(◎)は安心感を、違う者同士(◯・△)は刺激を与え合う関係になります。例えば「外交官×分析家」は、理想と論理を戦わせる議論仲間になりやすいです。
【恋愛の相性】安心感・刺激・バランス
恋愛では、「安心感を求める」か「刺激を求める」かで良し悪しが変わります。
- 安心感・信頼重視なら…
- 【番人 × 番人】【番人 × 探検家】
- 生活リズムや価値観が合いやすく、長期的な関係を築きやすい組み合わせです。
- 精神的つながり重視なら…
- 【外交官 × 外交官】【外交官 × 分析家】
- 語り合いや共感が深まりやすく、お互いを深く理解し合える関係です。
- 刺激・成長重視なら…
- 【分析家 × 探検家】【外交官 × 探検家】
- 行動派と理論派のペア。最初は衝突しても、補完関係になることで最強のパートナーになります。
また、サブタイプによっても恋愛スタイルは変わります。
- 【AC型】自分から行動し、恋のきっかけを作る。
- 【TC型】相手に共感的で、感情の波を受けやすい。
- 【C型】相手のペースに合わせて調整するのが得意。
- 【S型】自分の理想をしっかり持ち、自立した関係を好む。
【仕事の相性】役割分担と補完関係
仕事では、「行動スタイル」と「重視するもの」の違いが相性を決めます。
- おすすめのタッグ例
- 【外交官 × 分析家】:企画(分析家)+人間関係(外交官)。発想と対人スキルが融合し、プロジェクトが円滑に進みます。
- 【探検家 × 番人】:現場実行(探検家)+管理(番人)。行動力と安定感のある組み合わせで、実務に強いです。
- 【分析家 × 分析家】:戦略設計×分析検証。研究や企画職に向きますが、柔軟なフォロー役(外交官など)がいるとさらに良くなります。
- サブタイプ別の適正ポジション
- 【AC】:前線で動きつつ人をまとめるリーダー役
- 【AS】:成果にこだわる目標達成タイプ
- 【TC】:裏方で調整・品質管理を担う支援型
- 【TS】:集中して黙々と作業を進める職人型
6. 診断結果をどう活かす?注意点と心得
最後に、この精密な診断を日常生活で上手に使うためのポイントを紹介します。
自己理解や人間関係の「補助ツール」として使う
診断結果は、相手を決めつけるためのものではなく、「思考パターンの辞書」として使いましょう。 例えば、ENFPの人がENTJの同僚と話すとき、「自分は感情重視、相手は効率重視」と知っておくだけで、すれ違いの原因がわかり、無駄なストレスを減らせます。
結果を「固定的なラベル」にしない
「私はTSタイプだから、人付き合いは無理」と決めつけるのはもったいないことです。 性格は環境や経験で変化します。診断結果はあくまで「今の自分の傾向」を示す地図であり、自分を縛る鎖ではありません。
SNSでのシェアは適度な距離感で
「#MBTI診断」「#64タイプ診断」などのハッシュタグで結果をシェアするのは楽しいですが、個人情報と紐付けすぎないよう注意しましょう。また、他人のタイプを批判したり、相性だけで人を判断したりしないことが、この診断を楽しむためのマナーです。
7. まとめ
64タイプ性格診断は、16タイプ診断で見過ごされていた「個人の微細な違い」を言語化してくれる強力なツールです。
- 「INFPだけど、意外と図太い(A)から、もっと挑戦しても大丈夫かも」
- 「ESTJだけど、実は繊細(T)だから、メンタルケアを意識しよう」
このように、自分の性格に「タグ」を増やすことで、キャリア選択や人間関係の悩みに対する解像度が格段に上がります。 診断は、あなたを型にはめるためではなく、あなた自身の「選び方・感じ方・考え方」に気づかせてくれるものです。ぜひこのツールを、自分と他人をより深く理解するための「橋」として活用してください。



